sin
関数を合成したもの。グラフにすると、次のようなイメージ。赤い破線が反比例のグラフで、緑の破線がsin
関数。これらを掛け合わせたグラフが青い実線のグラフである。これのx>0
の部分を使おうというアイデアである。ちなみに、
x=0
のときは、計算不能である。少なくともActionScriptでは。幸いな事に、このときの値を1とすると、グラフが滑らかにつながる事が知られている。x=0
のときは、1として計算するようにプログラミングすればよい。これを、今まで同様、物体の初期座標を
p0
、t
秒後の座標をp(t)
とする。そして、物体は、t1
秒後にp1
の位置で停止するものとした。これらの記号を用いて式を書き直すと、となる。ここで、n
は物体が到着地で止まらずに行き過ぎる回数である。時間と移動距離のグラフは、のようになる。これは、n=3
のときの例で、p1の位置を3度通り過ぎている事がわかる。止まるときにバウンドしながら止まるわけだ。最初の到着時刻(すなわち、最初にと着地点を通り過ぎる時刻)
t0
は、t0=t1/(n+1)
である。また、最初の到着時刻からt1
を求めるには、t1=(n+1)t0
となる。
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